北海道胆振東部地震から1週間が経ちました。
地震があったとき、わたしは1人で関東に帰省していたので、夫は札幌に1人でした。もうとにかく心配で。
「停電になった」と連絡があったとき、スマホで連絡がつかなくなったとき、これからどうなってしまうんだろう…と本当に不安でした。
「そのうち準備しなきゃね」と防災グッズの準備を先延ばしにしていたため、地震があったとき、我が家には非常時に役立つものはほとんどありませんでした。
これ、本当に後悔しています。
今これを読んでくださっている人は、ぜひ、防災グッズを備えてください。
いつ何があるかわかりません。
わたしのように、後悔してほしくないです!
この記事では、もともと家にあって役に立った防災グッズ、今回の地震をきっかけに新たに買った防災グッズを紹介します。
もっといろいろ揃えなければいけないものがあるので偉そうなことは言えないのですが、参考になったら嬉しいです。
備えあれば憂いなし!おすすめ防災グッズを紹介
防災用手回し充電ラジオ
今回の地震で夫が「一番必要だと思った」と話していたもの、それはラジオです。
「ラジオがなくたって、スマホで情報集めればいいじゃん!」って思ってませんか?
お恥ずかしいことに、わたしはそう思ってました。
確かにスマホがあればネットはできるし、ラジコのアプリを使えばラジオを聴くこともできます。
でも、今回の地震では停電があり、いつ復旧するかわからなかったため、スマホの電池を無駄遣いできなかったんです。
しかも、電波状況が悪く、日中に6時間ほど圏外だったこともあったそうです。
スマホがあっても、電波がなければ何もできません。
テレビは見られない、スマホはつかえない…そうなると情報収集はラジオが頼りですよね。
しかし我が家にはラジオがなかったので、夫は不安な時間を過ごしたそうです。
夫と相談し、地元で防災用ラジオを買って札幌に戻りました。
どんなものがいいか悩みましたが、電池だけでなく手回しでも充電ができて、ライトにもなり、携帯の充電もできる…という欲張り仕様のものを購入。
ライトは2か所あり、ランタン代わりにも懐中電灯代わりにもなります。
LEDで、結構明るい!
手回し充電は便利だと思いますが、実際に回してみると結構疲れるので、「いざというとき用」と割り切って電池を備蓄しておくことをおすすめします。
ちなみに、これを買うために地元の電器屋を7軒ほど回りましたが、手回し充電機能付きのものは品切れのお店ばかりでした。
店員さんの話によると、震災後で需要が高まっているそうです。
我が家では予算オーバーでしたが、余裕があったら有名メーカーのちょっとお高いものを買っておくと安心かも。
ランタン・ライト
自宅の地域は20時間ほど停電が続き、夫は明かりのつかない家の中で夜を過ごしました。
幸いなことに、家にはLEDランタンが!
これ、夫が会社のイベントの景品でもらってきたんですよね。
もらったときは「いらないね、メルカリにでもだそっか!」とかふざけたこと言ってたんですが、そのときの自分をぶん殴りたいですね。
売らなくて良かったーーーーーー!ほんとに。
夫は「このランプ君に功労賞をあげたい」と電話で話していました。
しかしランプが1つだと「トイレとかに行くときに持ち運ぶのに不便」と話していたのでもう1つ地元で買って帰りました。
単3電池でも単4電池でも動くニクいヤツです…しかも1本でOK!
しかも懐中電灯みたいに持ってもいいし、立てて置くこともできるの…便利!!!
わたしが見たお店にはなかったけど、同じパナソニックの商品で、単1~4電池ならどれでもOKなライトもあるみたいです。優秀!
電池
先ほど紹介したランタンは電池式だったのですが、電池を備蓄していなかった!!
仕方がないので、リモコンやら時計やらの電池を抜いてランタンを使ってもらいました。
これは夫から送られてきた画像なのですが、地震当日は電池はこんな感じで品切れだったそう。
普段から備蓄しておくことが必要ですね。
長持ちするかな?と思ってエボルタを買いました。
保存用ビスコ・ルヴァン
災害のときの非常食というと、乾パンのイメージがあると思います。
長期保存ができて、調理が不要ですぐ食べられる。
災害時に必要な物であることは間違いないと思うのですが、もそもそした食感が苦手だったりする方も多いと思うんですよね(わたしは結構好きで賞味期限切れるとおやつにするけど)。
そんな方には人気のお菓子の備蓄をおすすめします!
我が家ではビスコとルヴァンを置いているのですが、これ5年ももつんですよー。
欠点としては、非常時以外も食べたくなってしまうことでしょうか…w
どうでもいいのですが、科捜研の女が好きで、沢口靖子さん、好きです。なぜ老けない。

電池で充電できるモバイルバッテリー
これはまだ用意できていないのですが(地元の電器屋はどこも品切れだった…)、電池で充電できるモバイルバッテリーもあると安心です。
今回のように停電してしまうと、スマホの充電ができなくなってしまいます。
夫は2回充電できるモバイルバッテリーを持ってはいましたが、「停電が復旧しないままこれを使い切ったら連絡がとれなくなってしまう」とかなり不安だったそうです。
また、地震のときわたしは関東にいましたが、安否確認の連絡が次々にきて(40人くらいから来ました)、スマホのバッテリーがどんどん減って行きました。
心配してくれる気持ちは嬉しかったのですが、もし札幌にいたらあっという間にスマホが使えなくなったな…と恐ろしくもなりました。
このような自体も想定されるので、充電できるよう準備はしておいた方がいいと思います。
防災グッズを置く場所は家族みんなで把握することが大切!
今回の地震で後悔・反省したこと…それは夫が家にある物の場所をほとんど把握していなかったんです。
今の家に引っ越したときに片付けはほとんどわたしがしたので、電池、ライト、非常食など、必要な物がどこにあるか夫は全くわからず。
スマホで連絡をとれたからよかったものの、もし連絡をとれなかったら…と思うと恐ろしいですよね。
(実際に当日は電波状況が悪くなり、6時間ほど連絡がつかなくなりました)
この1件で、防災グッズを用意して、家族がちゃんと把握できる場所に置く場所の大切さに改めて気付きました。
防災士厳選の防災グッズ39点セット【ディフェンドフューチャー】
札幌の現在の様子
街にはいつも通り人がいて、車もたくさん走っています。
そのため、一見すると災害の影響など何もないように見えます。
しかし街をよく見ると、スーパーやコンビニではまだ欠品が目立っているし、休業しているお店もあります。
地域によっては停電や断水が続いているところもあるそうです。
これから計画停電が実施される可能性もあります。
今日で地震から1週間。
余震の不安もあります。
これ以上被害が大きくならないよう願っています。